第3回「軽井沢ミュージックステイ」では、愛知県立芸術大学非常勤講師の久住先生の指導のもと、アンサンブルピアニストとして国内外の演奏家と共演を重ねる永原先生を講師に迎え、ファゴット合宿を実施しました。
軽井沢の静かで自然豊かな環境の中、参加学生たちは楽器のことだけに集中し、朝9時から夜10時までみっちり練習に取り組みました。
今回の合宿では、室内楽演奏に重点を置き、さらに各学生が歌曲を1曲選択して表現力を磨きました。特に室内楽では、永原先生のピアノとヴァイオリンと合わせることを意識しながら、曲の解釈を深めつつ、音の交錯する繊細な表情づくりに取り組みました。
また、ファゴットに欠かせない「リード」制作のためのスペースも設けられ、久住先生の専門的なアドバイスを受けながら、ミリ単位での細やかな調整に挑戦しました。
4日間のレッスンの締めくくりとして開催された演奏会では、室内楽と自ら選んだ歌曲を披露し、参加者にとって大変貴重な経験となりました。歌曲の演奏にあたっては自ら曲紹介も行い、楽曲の背景や込められた思い、選曲理由などをお客様に伝える場面もあり、聴衆の関心を集めました。
今回の合宿で仲間と過ごし、食事を共にしながらレッスン以外の時間もたくさん交流できたこの経験は、きっと学生たちの大きな成長につながったはずです。今後のさらなる活躍を期待しております。

愛知県立芸術大学 vol.3
軽井沢ミュージックステイ 愛知県立芸術大学 vol.3

概要
内容 | ファゴットレッスン |
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日時 | 2025年8月17日(日)〜22日(金) |
参加者 |
愛知県立芸術大学 器楽専攻 管打楽器コース ファゴット専攻 4名 同専攻 卒業生 1名 東京藝術大学 器楽科弦楽専攻 ヴァイオリン 1名 |
講師 | 永原緑、久住雅人 |
内容
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オリエンテーションを終え、今日から開始
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室内楽を深く追求します
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途中でオケスタの講義もありました
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リードはコンマ何ミリ単位での調整が必要です
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全員で揃って食事
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リードは調整しながら確認しながら!
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演奏会は脇田美術館で
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演奏会、合宿おつかれさまでした