COLUMNMARUWAで活きる
電気電子のチカラ

COLUMN

時代の変化に適応する電気電子のスペシャリスト

高品質の材料を活用して開発・生産される、コンデンサやインダクタなどの電子部品。
それらを使って新製品を生み出し、日々変わり続ける電気電子分野の市場に適応していくため、
スペシャリストの発想力と技術力が求められます。

MARUWAでは、多種多様な視点から開発課題と向き合い、
シミュレート、回路設計、特性の実験評価などを高いレベルで実践できる技術者の育成に注力。
さらなる高機能製品の開発を目指しています。

改革の風を起こす
「電子技術×発想力」

優れた放熱性と強度を併せ持つセラミック基板をはじめ、業界でもトップクラスの性能を持つコンデンサ、インダクタ、高周波部品といった電子部品。こうした部品の優位性を最大限に引き出し、回路設計に取り組めることは、強みの一つでもあります。優れた部品を用いて、課題解決、ひいては未来のニーズに対してどのようなアプローチで応えるか。個性あふれる発想力とたゆまぬ努力により、可能性は無限に広がります。

優れた特性を持つセラミック材料という土台の上で、電気・電子技術者として研鑽を積み、技術を磨くことができます。

INNOVATION

挑戦を形にする
「一人一製品」の専任制

MARUWAでは、基本的に一つの製品開発につき一人の専任担当者を配置しています。開発にあたっては、課題解決につながる自分なりのアイデアを存分に試し、実践できる環境づくりが不可欠だと考えているからです。

課題を解決するために、かねてより温めていた回路設計のアイデアを取り入れる、新たな部品を組み込んで今までにない回路パターンにトライする。こうした一連のチャレンジの中で、知識が足りない点は、他者の意見や情報を積極的に取り入れる必要があります。自らのアイデアや実力をもとに新たな技術に挑戦し、技術者として大きく成長できる環境です。

CHALLENGE

「回路設計技術」で
高効率+省エネな光を実現
ネな光を実現

すさまじいスピードで日進月歩を続けるLED照明技術。今この瞬間にも、効率が高く省エネルギーな照明を開発するという目標に向かって、各メーカーが心血を注いでいます。MARUWAの主力製品であるインフラ分野の照明市場においても、省エネルギー照明の実現は大きな課題です。

その開発に必要となるのが、電子回路設計の技術です。エネルギー効率の良い回路を実現するために、どのような部品をどう配置すればいいのか。回路設計技術者のアイデアを大いに活かし、社会の期待に応える次世代製品の開発に挑むチャンスがあります。

DESIGN

信頼性の高い電源装置で
電源装置で
街を照らすLEDを開発

直流で光る性質を持つLED照明にとって、多くの家電製品と同様、コンセントから流れる交流を直流に変換する電源装置は必要不可欠。しかし、ひと口にLED照明と言っても用途はさまざまです。

例えば、道路灯やトンネル灯などの社会インフラに使用されるLED照明では、省エネルギーやハイパワーといった高い水準で、最終目的に合致した電源装置の開発がミッションとなります。エネルギー効率、発熱の問題など複数の技術的な要件を考慮しながら、信頼性の高い電源装置をオリジナルで形にする力が求められます。

DEVELOPMENT

「Q値の高い材料×要素技術」で×要素技術」で
回路設計に挑戦

電気工学、電子工学の分野を専攻した方にとっては、馴染み深いQ値。共振回路における共振のピークの鋭さを表す値として一般的であり、高いQ値ほどエネルギー損失が小さいということはご承知の通りです。MARUWAの製品開発においても、Q値の高さは重要なポイント。いわゆる「損失低減」を開発テーマの一つに掲げるケースが多くあります。

この分野における私たちの強みは、何よりも自社内にQ値の高い材料を保有していること。そして、その材料を新製品開発に自由に活かせることです。世界最高レベルの要素技術を用いて、回路設計に取り組むことができます。

TECHNOLOGY

設計から製造まで
「高周波回路」で通信社会を支える
で通信社会を支える

現代の通信社会を支える携帯電話や基地局、無線機、ワイヤレスマイク、無線LANなどの製品に欠かすことのできない高周波回路設計技術。MARUWAでは、自社で培った独自の技術を応用し、高周波モジュールの開発に取り組んでいます。

外形サイズ、対応周波数、電圧制御範囲など、要望に応じた仕様の発振回路を設計し、製造にいたるまで自社で担う体制が整っています。超小型モデル設計、MARUWAの誘電体セラミック(同軸共振器)を用いた高CN比モデルの設計をはじめ、さまざまな製品開発に取り組める機会があります。

MANUFACTURING

世界NO.1のGPSアンテナを実現
アンテナを実現
「回路設計×部品力」

自動運転車、スマートフォンやタブレットなどの情報端末、ドローンといった最新のエレクトロニクス機器開発には、優れたGPSアンテナの開発が必要不可欠です。例えば近い将来には、30cm以内で位置情報を計測できるGPSアンテナの開発が求められ、さらに数cm、数mm……と、求められる精度は高くなっていくでしょう。

精度を高めるためにはさまざまなファクターが挙げられますが、中でも大事なことはアンテナの性能とGPSの心臓部であるマイコンの性能。2つの性能が融合した結果、高い精度が実現できます。そこには、MARUWAが誇る回路設計技術、優れた特性を持つ部品の力が求められており、世界レベルの製品開発に従事できるチャンスがあります。

REALIZATION

  • 先輩に聞く! 仕事に活きる基礎知識「オームの法則」編

    「オームの法則」といえば、電気・電子分野を専門的に勉強した方にとっては基本中の基本です。こうした基礎知識が、プロとして現場に挑む際には、実は大きな財産となります。

    LED照明の基板設計に従事する先輩エンジニアは語ります。「仕事で回路を考えるにあたり、最初に役立ったのは学校で学んだ基礎知識でした。例えばオームの法則を理解しているだけで、仕事への入りやすさが違いますね」。

    基礎知識があれば、仕事のスタートラインに立って、挑戦のステージへと上がっていける。そこから先は、現場で学んでいくものです。

  • 先輩に聞く! 仕事に活きる基礎知識「アナログ電子回路」編

    「学生時代の実験で、アナログ電子回路の設計、実装に取り組んだ経験が今の仕事に活きています」と語るのは、道路灯などの社会インフラ照明において、電子回路設計に挑む先輩エンジニアです。

    「電子回路設計に必要な素子、ダイオードなどの特性を学生時代に理解していたことが、現在、より高度な回路設計に挑む際の土台になっています」。

    仕事では、難易度の高い問題を解決していくために、回路設計技術を駆使することが必要不可欠。そのためには、『素子がどんな働きをするか?』といった基礎的な知識が重要となります。