COMPONENTS

セラミック材料技術に独自の要素技術を掛け合わせ、
高付加価値なオンリーワン製品を開発

KEYWORDS

◎学科・専攻
電気電子系 /  機械系 /  材料系 /  化学系 /  物理系
◎キーワード
電気回路 /  電子回路 /  高周波回路 /  伝送回路 /  集積回路 /  電子デバイス /  情報伝送 /  情報通信 /  無線通信 /  光情報 /  プログラミング /  制御工学 /  電気機械制御 /  誘電体 /  磁性体 /  電子物性 /  CAD /  シミュレーション /  フーリエ解析 /  電磁気 /  パワーエレクトロニクス /  薄膜成長 /  スパッタリング /  蒸着 /  図学

事業の基礎知識

高付加価値な電子部品、デバイス・モジュールを生み出す、セラミック材料技術×要素技術

MARUWAは自社の材料技術に独自の要素技術を掛け合わせて、EMC対策部品や高周波部品、デバイス・モジュール等、非常に特長のある高付加価値な製品を生み出しています。材料開発から手掛ける当社だからこそできるモノづくりにこだわり、顧客ニーズに応えたカスタム製品や高特性の電子部品などを得意としています。モノづくりの川下を支え、電子機器のノイズやサージの問題を解決し、快適な情報通信・無線環境の実現に寄与しています。

例えば、デジタルカメラのモジュールとして欠かせないHTCC(高温焼成セラミック多層基板)は、セラミック材料技術に薄膜技術を融合させて実現したものです。また、高精度のGPSアンテナモジュールは、自社の誘電体セラミックと高周波回路設計技術を融合させたものです。その他、携帯電話などに搭載し電子マネー決済などに利用するNFCアンテナモジュール(近距離無線通信用アンテナ)、電圧制御発信器などのデバイス、インダクタ、積層EMI、光通信やレーザーダイオードに欠かせない薄膜基板。これらはすべて、世の中の最新エレクトロニクス機器に不可欠の電子部品・モジュールとして、多方面から高い評価を獲得しています。

事業の基礎知識

事業の強み

MARUWAが持つ高い要素技術

MARUWAは誘電体や磁性体といったセラミックの材料技術と、高周波の回路設計技術、シミュレーション技術(3D電磁界・回路)、実験評価技術といった要素技術を非常に高いレベルで持ち合わせており、それらを結集してオンリーワン製品を生み出せることが大きな強みです。
例えば、エネルギー損失の少なさを表すQ値というファクターがあります。MARUWAはこの点に関し、損失が非常に少なく、世界トップクラスのQ値の材料を開発することができます。これを実際の製品に活かすことで、例えば、省エネが実現します。世の中のニーズにマッチしたエレクトロニクス製品の開発ができるのです。
また、最先端の設備を導入しており、シミュレーション技術については3D電磁界シミュレーションや3Dモデリングソフトを駆使し、高特性な製品の開発、研究が可能になっています。製品精度に関しても国内有数の設備を使い、1ミクロン(1000分の1ミリ)単位での精度追求を行う事もあります。

事業の強み

事業の市場

カスタムメイド品で様々な市場の高い要求に応えます

最新エレクトロニクス機器に欠かせない電子部品・モジュールを開発の図

実に、多種多様な産業のお客様から期待を頂いています。
まず、光通信関連のオプティカルデバイス向けの市場には、小型で大容量が得られ、高周波特性に優れた積層セラミックコンデンサや、光通信ネットワーク構築に必要な薄膜基板を供給しています。
次にスマートフォン、自動運転車、ドローンなどの先端機器市場ではGPSアンテナを必要とする製品が非常に多く、高精度なGPSアンテナを供給しています。昔であれば±50メートルの誤差も許容範囲だったようなものが、近年では2〜3メートル程の誤差まで精度が上がり、将来的には数センチ・数ミリ単位の精度を実現しようと急ピッチで開発が進んでいます。そのためにはアンテナの性能が重要であり、精度実現のためにMARUWAの材料・回路設計技術・ノウハウが必要とされています。
さらに、現在電子マネー決済の需要が増えていますが、その際に必須のNFCアンテナモジュール(近距離無線通信用アンテナ)にはMARUWAの得意技術が集約されています。
また、自動車産業、通信(携帯端末)、航空宇宙、医療機器など幅広い産業に対し、形・大きさ・回路パターンの異なるフルカスタムのHTCC(高温焼成セラミック多層基板)を供給しています。
エレクトロニクス製品の進化が止まらない限り、MARUWAの技術が必要なステージはどんどん広がっていきます。

事業の市場

事業の将来

今よりも小さく、さらに薄く、もっと高機能に

分かりやすい言葉でいえば、世界最小、世界最薄と言われる製品の実現にチャレンジしています。同時に「もっと高機能に」という命題もあります。これは、世界最小・世界最薄レベルの電子部品を組み合わせたデバイスやモジュールの開発です。電子部品に求められる機能は年々高度化・複雑化しています。従来は2個の機能だけだったものを、さらに小型化した上で、3個、4個と機能を追加して欲しいといった、非常に難易度の高い要望に挑戦しています。
MARUWA はもともと材料のメーカーです。モノづくりの川上である材料開発を手掛け、それをコンデンサなど一つひとつの電子部品に応用し、さらに、それらを組み合わせてデバイスやモジュールといった川下に技術領域を広げています。川下の領域を手掛けることで、最先端の市場で求められるニーズをいち早くつかむことができます。つかんだニーズは開発部門にフィードバックし、川上の材料開発から取り組みます。その結果、他社に先駆けた高性能なデバイスやモジュールなどの新製品開発につなげることが可能です。それが、私たちが目指す差別化製品であり、私たちの強みです。

事業の将来

働く場所としてのコンポーネンツ事業

根本にあるのは、モノづくりに対する情熱です

コンポーネンツ事業部には専門性が高いベテラン技術者が多く、高い次元での知識・経験を持ち合わせています。もちろん、知識や経験は大切ですし必要です。しかし、一番大事にしているのはモノづくりにかける情熱です。自分の専門領域であれば誰にも負けないという思い。困難な課題に直面しても諦めない粘り強さ。不可能と思える顧客ニーズにも「やってみよう」と言えるかどうか。そうした気持ちに共感できる方であれば、一緒に開発に挑めると考えています。たとえ知識・経験不足であったとしても、「なんとかしてやろう」とカバーしてくれる先輩や上司がいる職場です。

働く場所としてのコンポーネンツ事業

求める人物像

少数精鋭で開発にあたるので、広い領域を担当します

現在もっとも必要としているのは電気電子系の専門領域に精通した技術者です。材料技術に加えて電子回路設計技術をさらに強化することで差別化製品を生み出していく、そうした未来に向けて電気電子系技術者は欠かせない存在だと考えています。回路設計などの基礎的な知識があれば、あとは現場で経験を積んでいけます。アンテナ領域の技術追求など、現在のエレクトロニクス機器開発の一角を担う仕事ですから、身につけられることも多くあります。
しかし、自分の専門領域だけを担当する仕事ではありません。少数精鋭で開発にあたっていますので、一人の技術者が任される範囲は非常に広いです。電子回路の領域に加え、材料やプロセス開発の領域にも踏み込んでいく仕事です。自分の専門領域はしっかりと追求しつつ、広範囲にわたって技術を磨きたいという気持ちがある方なら、仲間・先輩・上司がサポートしながら育成します。
また、任される範囲が広い故に、部署の垣根を超えた連携が欠かせません。さまざまな領域の技術者と議論を交わしながら、製品開発を楽しめる方に向いています。

事業の基礎知識

コンポーネンツ事業の仕事

回路・製品設計

お客様の新製品開発プロジェクト始動にともない、今までにない性能を持つ電子部品、デバイス、モジュール、また、光通信分野における薄膜・多層基板製品などを設計・開発する仕事です。新たな価値を持った製品開発に携わるので、お客様の要求も非常に高度です。そうした要求に、MARUWAならではのセラミック材料技術、プロセス開発技術、電子部品技術、電子回路設計技術などを融合させ、お客様の要望に応えていきます。

材料開発

誘電体や磁性体といった、素材自体に電気特性があるセラミック材料の開発を行います。また、セラミック材料に回路パターンを形成するメタライズ製品や、HTCC(高温同時焼成セラミックス)などの開発にも従事します。例えば磁性体という材料は、電子機器開発におけるノイズ対策に活用されたり、また、スマートフォンにおける近距離無線通信に使われています。電子機器の進歩に欠かせない材料開発を担当します。

製造技術

製造現場のヒト・モノ・進捗管理、設備の異常時の処置・対応など、量産段階における工程を広く担当します。ひとつの製品の完成までは様々なプロセスを経て数週間もの時間がかかりますので、途中で壁に直面することも多くありますが、複数名のチームで解決に挑んでいきます。簡単ではないモノづくりに挑めるやりがいがあります。

セールスエンジニア

お客様のニーズと設計開発を結びつける仕事です。お客様からの技術要求を理解し、設計開発部門にフィードバックし、自らも設計開発にあたることで、より早く次の新製品開発へつなげていく役割を担っています。また、技術的なバックグラウンドを活かして、自社が持ち合わせている技術や製品が応用できる新たな市場をマーケティングする用途開発という仕事もあります。

主な1日の流れ|回路・製品設計

主な1日の流れの図
8:00 出社、ラジオ体操、朝礼、清掃
8:15 始業、ラジオ体操、朝礼、清掃、メールチェック
9:30 開発担当製品の検討作業
12:00 休憩(昼食)
12:45 上司への特性確認の報告
13:30 再現性の確認
15:00 休憩
15:15 上司へ再現性確認の報告
16:00 サンプル作成
17:00 報告書作成
17:15 退社